学童と一言に言っても、世間的には放課後の居場所を“学童”と呼ぶことが多い気がします。

学童の種類もそうですが、放課後の居場所の中で、学童に近しいものを下に書き記しておきます。

【放課後児童クラブ】

放課後児童健全育成事業として、運営指針に則った運営を行う施設。これが一般的な学童になります。財源は補助金を活用していますので!公的サービスの一つです。近年は民間委託が進んだことにより、その質もより学童間で顕著に見られるようになってしまいました。

【民間学童クラブ】

運営指針に基づくのではなく、付加価値をつけた高単価学童。イメージとしては、習い事と放課後の居場所をミックスしたような環境。民間企業が運営し財源は保護者からの徴収する利用料のみのため高額である。その分、習い事のようなプログラムや夜間の預かりにも対応したりと放課後児童クラブでは真似できないサービスを展開しています。

【放課後等デイサービス】

こちらは“学童”と説明することもありますが、その実は障害児を対象にしたサービスで個別支援計画を基に療育を行い、自立のための訓練をする場所です。

【放課後子ども教室】

文部科学省が小学校に設置する放課後の活動場所です。特に決まった形はありませんが、ボランティア主導で宿題をしたり、ボードゲームや料理教室など、ボランティアの人たちのスキルなどで様々な活動が行われています。放課後児童クラブとの連携も目指されています。

上記の4つに共通する事は、放課後の子どもの受け皿としての機能を持っているということです。

預かり機能は放課後の居場所に求める最低限のサービスであります。だからこそ、預かり機能の内容、それ以外の付加価値的な部分も合わせて考慮することで最適な学童を選ぶことができます。

それは、我が子の生活をより充実した時間するだけでなく、保護者の方も支えるものだと言えます。

この最初の学童選択時のミスマッチは極力避けてほしいのは、学童側でも実は切実な願いなのです。

学童を選ぶポイントについては、動画でも解説しています。

少し端折る部分もありますが、学童選びの大切さが少しでも伝わっていただければ幸いです。

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