みなさんこんにちは。ひろひろです。
前回は、放課後の学童事情をちょこっとだけお話しましたね。
いまや、子供の放課後の居場所は一つの社会問題となっていますね。

私たちみたいに共働きの家庭が増えたのね!

それで、色んな放課後の受け皿が生まれているわけだけど・・・
今回はその中でも「放課後児童クラブ」と「民間学童」についてみていきましょう!

よろしくお願いします!

というわけで、今回は、学童の種類について説明するわけですが、学童には大きく分けて2種類あります。

「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」により、学童を運営している学童クラブと、民間の企業が付加価値をつけて展開している「民間学童」の2種類です。

どちらも預かることは同じですが、利用条件も異なれば預かり時間でも違います。また提供するサービスでも差別化がされていますので、一概にどれがいいかと甲乙はつけがたいです。利用を検討されている家庭の利用ニーズに合わせて利用していくことをおススメします。

       メリット       デメリット       
放課後児童クラブ・利用料が安い
・遊びが多い
・資格持ちが必須
・人数が多い
・保護者によっては利用できない
・基本的には預かるだけ
民間学童・預かり時間が長い
・夕食の提供等サービスが充実
・多彩なプログラム
・保護者の就労は問われない
・利用料が高額
・地域によってはないところも多い
表.「放課後児童クラブ」と「民間学童」の違い

上の表を参考にこれから説明していくけど、
それぞれにメリット・デメリットがあるから、選び方は大切ですね。

それぞれに違いがあるのは、表でなんとなくわかるけど・・・
そもそも「放課後児童クラブ」ってなに?学童の名前?

放課後児童クラブっていうのは、一般的に「放課後児童健全育成事業」という事業名で、それを行う場所のことだよ。
放課後児童健全育成事業は、簡単に言うと、「保護者が昼間家庭にいない小学生に対して、授業の終了後とかに適切な遊びと生活の場を与えて、その健全な育成を図ること」を目的とした事業かな。

つまり、おうちに面倒を見る人がいない子に学童という場所で遊んだりおやつ食べたりして生活しながら成長を見守る的な場所かしら?

平たく言うとそんな感じですかね。
ちゃんとした国の事業だから、専門的な知識を有した「放課後児童支援員」を配置しないといけいないし、その費用は基本的に保護者だけじゃなくて、市町村、都道府県、国で分割して出し合っています。

一方で「民間学童」は基本的に民間企業が作る学童になります。学習塾を運営する会社が作ったり、英会話教室、スポーツクラブを経営する会社が学童をつくったりしたものですから、特色溢れる学童になります。

そうなのね。なら、英会話も学びながら学童にも通えて一石二鳥じゃない!?

そうですね。それが民間学童最大の売りになると思います。ただ、「民間学童」はあくまで高付加価値を学童に付けた要はビジネスモデルなのです。そのため、国の事業とは異なるため、利用料は全額保護者が支払うことになります。

保護者が全額負担になる分、利用料がたかくなっちゃうってことね。。。
お財布事情も見られちゃうわね・・・

でも高額な利用料じゃみんな行かないんじゃないの??
だって、はるかに安い値段で公立の学童を利用できるならみんなそっちに行くと思うんだけど・・・

もちろん全体から見れば、公立学童に通う家庭がほとんどです。ただ、民間学童には利用者のニーズに合わせやすいメリットもあるのです。
例えばそれは、習い事事情とも関係してきます。

例えば公立学童に通うAさんが学童を週3回利用して、週1回はピアノ教室、週1回はスイミングスクールに通っているとします。
学童費用:5000円
ピアノ教室:80,000円
スイミング:8,000円
TOTAL:21,000円の出費があるとしましょう。

民間学童では、ピアノレッスンと英会話レッスンが週1回ずつ受けられます。それで月謝が月30,000円

先ほどのと比べて1万円程度の開きがありますが、
移動時間がなく、移動中のリスクもない
・送迎サービスや預かり時間等その他サービスも充実していることが多い


目的や利用の仕方によっては、時間の節約や子供の安全につながることもあります。

なるほどね!習い事もできて、何か所と連絡とらなくても済むっていいかも!!
もう少し考えてみますね!

ちなみに、学童の種類についてはわかったけど、他にも放課後の居場所ってあるの?

そうですね。児童館は地域によっては整備されていると思いますが、最近は文部科学省が「放課後子ども教室」事業に力を入れていますね。
では、次回は学童以外の放課後の居場所にスポットを当てて説明していきましょうね!

わかりました!
宜しくお願いします。

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